ふらふら生きつつふらふら書く

情報処理技術、演劇、仕事、生活、他諸々、頭の中を整理するために書き出します。

CPUってなんなの?

これの続き。

望遠鏡で巨人を眺める - ふらふら生きつつふらふら書く

巨人の足腰?心臓?脳みそ?CPUの話。

 

コンピュータがいかに人間の役に立つかということはもはや言わずもがな。

コンピュータを動かすにはプログラムが必要だということも。

コンピュータにはCPUという脳みそがついていて、性能の良し悪しはCPUによる。

はぁ。それで?

CPUってただの電子回路なんでしょ?具体的には結局どう動いてるの?中身どうなってんの?
みたいな疑問が気持ち悪くてその他の理解が滞る、解消したいという私みたいな人にぴったりな本だと思う。

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おじいちゃん先輩に出会えてよかったと思うのは、私が知らないことが世の中にはたくさんあるということと、よく知れば知るほど目の前の作業を片付けられるということを体験させてくれたことで、埋もれつつあった私の好奇心を掘り起こしてくれたと感じるからだ。

そうして掘り起こされた好奇心でもって、電線の中を流れる電子の動きを追っているうち、CPUという電子回路の中を電子がどのように動いているのか、その道筋が気になって仕方ないようになった。

 

・コンピュータプログラムは、2進数で構成されたCPUに対する命令である。

・CPUとメモリは半導体でできていて、CPUは論理演算をするだけの回路である。
      ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
・電子回路は、導体や半導体をつなぎ合わせて実現できる。

といった点在した知識が、実装される際にどのようにつながっているか、興味がわいた。
電線とダイオードの現物とかを触っていたこともあって、とりわけ、「★」のはざまが知りたかった。

 

ネットを探していると、冒頭の本が良いというコメントをいろんなページで見かけた。

表紙が初期のアキバ文化を彷彿とさせるもので、嬉しくなると同時に、正直なところ本当に信用できるコメントなのか疑問が拭えなかった。
初期アキバ文化に疑念を抱くことはなく、むしろ自分もそのころの秋葉原のその空気を吸ってみたかったという点で憧れの時代だが、著者の方についてあまりよくわからないところが気になった。
誰が書いているのか、出版社はどこか、といったようなところがその本の信頼性と質への期待値になってくると思うが、この著者の方についての情報が見当たらない。

それでも、電気通信大学教員の本棚紹介ページで学生向けに紹介されていたので、思い切って手を出した。

入江 英嗣 | 本棚紹介 | 大学院情報システム学研究科《IS》/電気通信大学

 

悩んだ時間は全くの無駄だった。
もしこれからコンピュータを触る・触ろうという人が、ハードウェアについて知りたいと手を付けるなら、この本を選んで間違いないと思う。

ハードウェアに近い知識について、授業で学んだこと、基本情報処理技術者試験で扱われること、これらはすべて抽象的で点在した情報だったが、この本一冊が全部具体的にまとめ上げてくれた。
つくづく、工学は作るための知識だと思い知らされた。
ただ、実際に作るには、材料なり、道具なり、場所なり、そこそこコストがかかる。
まさに学生などはそこが一番問題になると思う。
私が机の上で集めたハードウェアの基礎知識は、つながっているようでつながっていない気持ち悪い状態になっていたが、そういった知識をつなげてある程度の具体的なイメージとしてひとつなぎにしてくれた本だ。
多くのコメントにもある通り、私にとってももちろん、紛れもなく名著である。

 

理科と算数のちがい

おじいちゃん先輩に電気を教えてもらっていて最も違いを感じたのは、おじいちゃん先輩と私の基本的なものの見方だった。

電気や半導体といった電気・電子系の技術は、基本的に自然科学に根差していて、今もなお研究が続いて、日々新しい発見がある分野だ、ということを根っこのところでよくわかっていなかった。

素粒子って? | Aihara-Yokoyama Group

素粒子・ニュートリノとは? | 千葉大学 ハドロン宇宙国際研究センター

 

以前、演劇部で一緒に活動していた化学出身の教員A先輩に、

二重スリット実験について、

二重スリット実験:量子計測:研究開発:日立
「世界一ふしぎな実験」を腹落ちさせる2つの方法(竹内 薫) | ブルーバックス | 講談社(1/4)

納得できないと質問をさんざんしたところ、「そりゃあわからんから今も研究が続いてんだ」とブチギレさせそうになってしまったことがある。私の視野がいかに狭いか、よくわかった。

 

自然科学の分野に取り組むにあたっては、どこまでもわからない自然現象を人間がいかに理屈で記述できるか、みたいな、大前提として「わからないもの」を扱っているという姿勢が当然のようにあると思う。
コンピュータにどっぷりつかっていた私は、この姿勢をまるで持っていなかった。

コンピュータはつまるところただの計算機で、とくにソフトウェア技術は、大雑把に括ってしまえば数学に根差した技術だと言える。
1+1ができるなら1×2もできるよと、「1」という積み木の一片をいかに積み上げられるかとか、どんな複雑な形に積み上げられるか、といったことをコンピュータを使ってあれやこれや考えていた。ただ、何を考えるにせよ、「1」が手元にある前提で、それをどのように効果的に活用するかというところに焦点を当てていたので、電気・電子・化学の技術を触るにあたっても、同じノリで「1」に相当するものがあって、それを扱っているものだと思い込んでいた。

 

おじいちゃん先輩や教員A先輩と話していて話がかみ合わなかったり、意見が食い違ったりすることが多々あった。

そうして、「ある程度分かった」の感覚が、おじいちゃん先輩や教員A先輩とは違うということを知った。

 

算数(コンピュータ)をやっていて、「1+1=2」という積み木をつくるにあたって、「1」という積み木の一片が「ある程度分かった」感じだと、積み木を積んでいく途中で何かしら失敗する。なぜ失敗したかを掘り下げれば、「1」をそもそも「2」だと思っていたとか、「0.8」くらいとして扱っていたとか、そういう「1」についての理解が足らなかったという話で、これは致命的だと思う。

そういう「ある程度分かった」感じで1+1をやっても、2にならないのは当たり前だ。

 

でも、理科(電気)を触ってみると、「1」という積み木の一片が存在するってことが「ある程度分かっ」てて、どうやら「1+1=2」は組めるらしいけど、目の前の積み木で実際組めるかはどこまでもわかんないから(厳密に確認するのって大変だから)、とりあえず積み木を組んでみて「1+1=2」ってことが「ある程度分かった」らそれを前提に話を進めて作業を終わる、みたいな感じで世の中回っているらしいということが見えてきた。

 

おじいちゃん先輩や教員A先輩と話して、本を読みだして、ようやくこの感覚の違いに気が付いたのだけれど、この違いが当初大変気持ち悪かった。電気・化学をやるにあたっては理屈の大筋を追っていかないといつまでも先へ進めないのだが、どうしても重箱の隅が気になって仕方のない私からすると、コンピュータは安心感がある。うまくプログラムが動かないなら、自分が分かっていないということがはっきりしていて、何をやり直せばよいかすぐにわかるからだ。

この考え方って生活に大きく影響しているんだけれど、この違いってみんな当然のように認識しているのだろうか。算数と理科をもっとまじめにやっていれば分かったことなのだろうか。そもそもこんなこと気にしないのだろうか。

 

振り返ってみて、国語・算数・理科・社会と分けた人を崇めている。

算数と理科は違う分野なのだということがどういうことか、ようやく意識できて嬉しい。

ところで、国語と日本語は違うって西尾維新先生に聞いたんだけど、何が違うの?

個人・国家で「国」の概念が違うよねってこと?この違いが分かる本を誰か教えてほしい。

 

半導体のなかみ

おじいちゃん先輩に半導体を教えてもらった。
半導体は中学・高校と、授業中によく出てきたし、先生にめっちゃ強調されたので、単語は覚えていた。
電気を伝える導体と、伝えない絶縁体(誘電体)の中間にあるような性質のもの、みたいな雰囲気だと思っていた。
シリコンでできてる、とか、p型とn型がある、とか、そのくらいのことしか知らなかった。
あと、コンピュータを構成する各部品には欠かせないものだということ。

おじいちゃん先輩に紙とペンで教わると、
曰く、、ぶっ壊れるとはどういうことか、、、高すぎる電圧で絶縁破壊が、、、熱が、、酸化しちゃう、、。
曰く、、、電子が動いて、、、トンネル効果っていう現象が、、、量子力学の世界が、、、、。
、、、。
なるほど、わからん。
説明を受けて、物理現象に対しての基本的な理解に歴然たる差を感じた。

さらに、コンピュータやプログラムを齧ってしまったために、抽象化された説明が飛躍したと感じるや思考が止まってイメージが崩れてしまう。
私から「そもそも」という質問が相次いだが、おじいちゃん先輩は化学出身の方ということもあり、電子がどのように存在しているかや、半導体内に存在する電子たちがどのようにふるまうかを、根気強く、細かく教えてくれた。

5原主義の重要性を、工場内に口酸っぱく説いて回って、とくに原理・原則に非常に敏感なアンテナを張っていらっしゃる方でもあるので、地に足のついた、ステップバイステップな説明で、それなりにわかった気になれた。

後に、この本を読んで、いかに要点を教えてくださっていたかが分かった。

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学生の頃にどこかで聞いたような気もするが、当時は手を出さなかったブルーバックスシリーズだ。

技術書を漁り始めて、ふいに大学近場の本屋に立ち寄ったら、参考書棚にあれやこれやブルーバックスシリーズが置いてあった。

このシリーズは、読み物として優しく書いてくれているので読みやすいと感じる。

 

オームの法則の復習から始まって、手取り足取り教えてくださった。

おじいちゃん先輩には心から感謝している。

自動車の電源

情報処理におけるソフトウェアを専攻し、ハードウェアを触らないとなると、
乱暴かつ大雑把に括れば、
基本的には、多少の数学(論理と集合)とアルゴリズム(問題を特定・分解し、ひとつひとつ解決していく考え方)と、古典的コンピュータの基礎を土台にして、応用として他分野の技術との融合なんかを図っていくものと思う。
そうすると、私のようにものぐさで、応用をやるにあたって他分野の技術を掘り下げない場合は、結局コンピュータでちょっとした算数をやるくらいのことしかしないことになる。

職場でおじいちゃん先生の話を聞き、同僚先輩の話を聞き、分かったのは、既存の日本の産業の多くで使われている土木・機械・電気・電子・化学といった技術に対して、自分はずいぶん遠い位置に立っているということだった。今まさに、情報処理技術は世界規模で需要のある一大産業となっているけれど、それでもまだ、地方の片田舎でほそぼそ操業する工場においては希な技術であり、かつ、電線端末加工という初歩的なものづくりの実際の現場においては、ほとんど活用されることがないと言えると思う。

とはいえ、ある程度の知識を持っておかないことには、手元の作業を進めるにもいちいち不安が付きまとってやりきれないので、適当な本を探した。
気になって仕方なかったのは、納める電装部品の機能をどのように考えればよいか、ということだった。
とりわけ品質という点について、結局のところ顧客は何を気にするのか、その優先順位は基本的にはどのように決まっていくのか、といったところが知りたかった。

単純に検索して、この本を手に入れた。

自動車電装工学 | 遠藤 貞一 |本 | 通販 | Amazon

知識を実務に持ち込むにあたって、基本的にインターネットの情報を信用するなと叩き込まれてきたので、情報源として本が欲しかった。
おじいちゃん先輩の口伝の中に、「自動車関係のバッテリは12Vだから、、」という文句があったのだが、この本で確認できたので多少安心した。
近年では、42Vなど、もうちょっと高い電圧のバッテリが実用化されたらしい。

42V電装 - Wikipedia

よくわからないが、あまり流行っていないらしい。

何はともあれ、12Vというのは、この本の初版が発行された昭和52年、つまり1977年、今から40年前くらいから世界の標準として使われてきた数字らしい。
作業のオチを考えるにあたって、基準となる要素が一つはっきりすると安心する。
中に書いてあることは、充電・始動・点火回路他、電源電圧が接続されるデバイスや計測器に関しての具体的な記述で、
今でもさっぱりわからないが、上記の口伝がほかの人の口からも聞けただけでも、私にとっては値千金の本である。

 

そのほか、へーと感じた記述を以下に引用する。

イグニッションコイルは、バッテリ電圧12V(あるいは6V)をスパークプラグに印加する高電圧、約2万V前後に昇圧させるための変圧器として機能する。」p81,5. 点火回路

現代でも、この数字はさほど変わっていないらしい。

イグニッションコイル|NGKスパークプラグ製品サイト
2万Vという高電圧が、たった12Vから生み出せるものなのかということに単純に驚いた。
原理となる物理現象とその数式について記述があり、それがまた非常に簡単な式展開なので、関心してしまった。
かんがえたひと、すごい。

 

「1970年の日本万国博では、約300台の電気自動車が使用された。」P112, 7.電気自動車

1977年の本に電気自動車についての記述があることになんだか嬉しくなってしまった。
プリウスなどのハイブリッド車も、今現在日常に溶け込んでいるので気にしたことがなかったが、
電気自動車もずいぶん昔から構想されていたらしい。

電気自動車 - Wikipedia
古い本を漁っていて、こういった現在と地続きになっている記述を見つけると、なんだか感慨ある。

 

さて、自家用車を自分でいじったりする人や、電気について興味がある人にしてみれば、たったこれだけのこと、といったところだと思う。

自分でもそう思うが、これまで生きてきて、自動車のバッテリに興味を持つ機会がなかったのである。こればかりは致し方ない。

専門をもつということ

大学の学科がまとめられつつあるという記事を見つけた。

www.asahi.com


この方針は、世界に通用する専門性をもつ一流大学を除いてどんどん広まっていくと思う。

ものづくりをやる工場に勤めている多くの人は、現場が物理・電気・化学・情報処理のごった煮みたいなソリューションで溢れているのを目の当たりにしていると思う。
そういうソリューションは大変便利そうで、何か効果的な改善が期待できそうなのだが、
いざ活用するためには、改善活動を推進する人はもちろん、現場で活用する人も含めて、物理・電気・化学・情報処理の基礎を最低限抑えていないことには、まず話が進まない。

工場内で働く多くの人は、「ふつう」に働くために個人として求められている能力が、狩猟と採取で生き延びた時代と比較して、明確に異質かつ複雑になっていると思う。

現代人は本当に優秀だと思う。世の中はもっと幸せになってよいとも思う。


大学も増えて、それでもまだ2人に1人らしいが、高校から進学する人は増えているらしい。

日本ではなぜ人口減でも大学が増え続けたのか | 学校・受験 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

大学進学率が過去最高54.4% 専門学校など合わせ8割に | 教育新聞

それに併せて、私みたいに将来の自分を具体的に描けないまま進学する人もきっと増えているんじゃないかと思う。

この20年間で学生の「質」は変わったのか? その1


冒頭の方針は、国家の運営に近い優秀な方々が、凡人学生はせめて汎用的な知識をできる限り多く身に着けさせて社会に出した方が、企業と高等教育機関との折り合いも付くといったような方針と思う。納得し、同意する。私はうらやましい。


情報処理を学んだ後、情報処理を本業にしない企業に勤めて感じたのは、そういった工場内の背景に対して、ほとんど準備ができていないということだった。
自分の学んできた分野というのはまだまだ少数派な部類で、また、ものづくりの現場で求められている技術よりいくぶん遠い分野だと思った。
一方で、中学まではそれなりに真面目にやってきたつもりでいたこともあって、電気・化学の復習をするにあたってはそれほど困らなかったので、義務教育制度は本当によくできた制度だということも感じた。


尊敬するおじいちゃん先輩は、化学を専攻していた方で、はんだペーストを活用して新幹線の部品の一部を技術開発・実用化したことがあると教えてくれた。60歳頃に心臓関連のご病気で死にかけたと仰っていたが、80歳近くでいらっしゃる今も現役の技術者だ。技術営業から仕事をはじめ、紆余曲折を経て電気をやるようになったとのこと。

ものづくりの現場において求められる電気の基礎知識はそのおじいちゃん先輩に教えていただいた。
おじいちゃん先輩曰く、大きな企業では自らの専門とは異なる専門分野を担うことは珍しくなく、ご本人もその波に乗ってきたと感じていらっしゃるらしい。

正直なところ情報処理すらふわふわしているのに違う分野を掘り下げるのは非常に抵抗があるし億劫だし何より自信がない、と思ったが、おじいちゃん先輩に焚きつけられ、手元の作業を進めるための安心が欲しく、本を買い漁った。
いや、自分の不勉強と無気力で、今に至るのだけども。


実用的だし頑張る価値があると、おじいちゃん先輩が教えてくれた資格の勉強本を買ってみた。

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めっちゃ厚い。
しかも、理論・機械・法規・電力の4分野に分かれていて、全部厚い。
高校の物理の教科書を片手に、理論の本を紙とペンを使って読み進めた。
が、そもそも電気に関して興味が無いようで、50ページもいかずに手が止まった。
具体的な公式も、概念と理屈は面白いが、まるで覚えていられない。
興味が無い分野の学習がいかに難しいかということ、専門家は偉大であるということを改めて感じた。

それにしても、ここまで膨大な知識と理屈を活用できる人がいるおかげで生活できているということには、頭が下がる思い。

すばらしき世界をみている


タイムラインにおすすめされたので「すばらしき世界」を観た。

wwws.warnerbros.co.jp


絶句した。


タイムラインで時々トレンドに入る「新R25」は、今時の感覚と言えるような考え方を紹介してくれると思っている。
気負わないとか、

 


人間関係をうまくやるとか、

 

自分も同意できる考え方が比較的多いし、この考え方が多数派になればもう少しうまく世の中回るんじゃないかと編集部の誘導に素直に従ったり、こういう考え方できるようになれるともうちょっと楽そうでいいなあとか、うだうだ思ったりする。

五輪会長を辞任した森喜朗氏は、
元首相の肩書と元ラグビー選手という経歴とによる広く強固な人脈でもって、強力に開催をけん引しており、
東京五輪パラリンピック組織委員会の中で替えの効かない人物らしい。

森喜朗氏→川淵三郎氏まさかの「老々交代」 後任に若い世代を選べなかったリアルな内幕(東スポWeb) - Yahoo!ニュース

 

立川志の輔師匠の「帯久」が好きだ。

Amazon | 志の輔らくごのごらく(6)「朝日名人会」ライヴシリーズ66「帯久」 | 立川志の輔 | 落語・漫才 | 音楽

長い噺だけれども、物語が魅力的で、名演なこともあって、何度も聴いてしまう。

お奉行様の一存で判決が決まるという、今にしてみると非常に恐ろしいお白洲も、人情噺では格好の舞台装置になる。

誰にとっても恐ろしい「お奉行様の一存」という強権は、現代でもまだ息づいているらしい。

堀江貴文氏「アホみたいな言説」検察定年延長抗議に - 芸能 : 日刊スポーツ

それでも、法律を変えれば何とかなっちゃうらしい。
法律を変えるには、多数の国民の支持を得ることができればいいらしい。

参院選は与党圧勝 、日本の野党はなぜこんなに弱い いつまで経っても日本に二大政党制が根付かない3つの理由(1/4) | JBpress(Japan Business Press)

就職するには、やっぱり学歴がものをいうらしい。

中卒の就活、そして一ヶ月で退職を決めた理由|月光|note

それでも、どこかで手は差し伸べられているらしい。

「学歴不問は中卒OKではなかった」無職の20歳女性の投稿が話題 - ライブドアニュース

最終的には、法律にある生活保護制度を活用すれば、日本では生きていけるらしい。

菅首相「最終的には生活保護がある」は何が問題か あまりに受けにくく自死に追い込む日本の生活保護制度(藤田孝典) - 個人 - Yahoo!ニュース

でも、文書駆動型の仕事は解釈次第らしい。

なぜ安倍政権の「公文書隠し」は起きたのか、ゼロから解説する(三木 由希子) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)

破綻していようがいまいが、口がきければ、議会は成立するらしい。

 

首相官邸に対してのご意見窓口は、公に開かれているらしい。

首相官邸にメールしたら、効果あるかも「効果的なメールの書き方」を説明 | NEWS24-WEB

政治に不満があれば、投稿してみるといいらしい。

政府のホームページに意見を送信すると、誰が読むんですか? - http:/... - Yahoo!知恵袋

私たちは政治における主権者らしい。

民主主義 - Wikipedia

私たちは、法の下に平等であるらしい。

日本国憲法 | e-Gov法令検索

なんてすばらしい世界だろう。

映画の中で、三上は'元'殺人犯だが、罪を償ったことで、私となんら違わない一人の小市民だ。

https://twitter.com/PositiveSalon/status/1363849598729560071

私は在学中に、半年間休学した。
卒業直後、しばらく親の脛を齧った。
健康保険証がなくてはならない。

この作品は、大きな問いを投げかけてくれていると感じた。
一体誰の問題だろうか。
問題を感じた私自身だと思う。
しかし、この問題は非情に大きい。

 

「帯久」の呉服屋和泉屋与兵衛は、
なんの恩も義理もない帯屋久七に対して、
書面もなしに、大金を貸しつけ、
無心に来るたびにもてなした。
そして、あっけなく裏切られた。
和泉屋与兵衛は、現代では馬鹿者扱いされるだろうと思う。

マクラにて、志の輔師匠曰く、
「この噺はほとんど誰もやっていない。おもしろくないから。」

望遠鏡で巨人を眺める

技術書の収集がストレス発散になっている。

patra-m.hatenablog.com

ほとんど積ん読になっているが、読み切った本や虫食いした本をまとめていくつもりだと書いた。

まとめていくにあたっては、特に計画性もなかったが、

Dr. STONEにはまったことを思い出した。

 

2019年、

アニメから入って、単行本をKindleした。

Dr.STONE - Wikipedia

ぜひ読んでほしい。

劇中で主人公が大規模な科学技術プロジェクトをスタートする際に、

最終的な成果物を得るまでのロードマップが掲げられるのだが、

科学技術の発展が概観できて、非常にワクワクした。

 

ちょっと前、

 声楽家・俳優・モデル・ライターの山野靖博氏が、ある日こんなつぶやきをしていた。

山野靖博 - Wikipedia

このツイートで「Google Scholar」を思い出した。

 

もっと前、

在学中に「Google Scholar」の存在を研究室で教わった。

https://scholar.google.com/

Google Scholar(グーグル・スカラー)は、ウェブ検索サイトのGoogleの提供する検索サービスの一つ。主に学術用途での検索を対象としており、論文、学術誌、出版物の全文やメタデータにアクセスできる。」

当時からトップページの下方によくわからない言葉が書かれていたのが不思議だったけれども、Googleのスマートでクールなシャレオツデザインの一部だと、あまり気に留めていなかった。

 

今日、

Dr. STONEを思い出し、

ついで、技術書を収集していた目的の一つを思い出した。

 

勤め先ではオームの法則ばっかり使っていて、

つまり目の前の仕事を終わらせるために、電気・電子技術を取り扱う技術書を漁っていた。

一方で、せっかくそれなりに時間をかけて学んだことだし、Dr. STONEに倣って、人類の発展という少し大きな枠組みで、ある程度は情報処理技術の発達過程とコアな技術のつながりについて知りたいと思った。

とはいえ、ゲーム作れるようになってみたいという高校生の気まぐれから手を付けた情報処理技術は、なんだかんだ言って、人類の最先端を担う技術の結晶である。

技術書を収集し始めて、この巨人の大きさをようやく理解しつつある。

とんでもなくでかい。

細部まで調べ出したらきりがない。

まずは大きく距離を取って、遠巻きに巨人を見る。

巨人が地平線に見えるくらいにまで離れる。

そこから望遠鏡で、頭の先からつま先まで、何がくっついてできているのか、観察していくことにする。

 

ついては、以下、SES事業を展開している株式会社メイプルシステムズ代表取締役望月祐介氏のつぶやき。

 

というわけで、まずは巨人の存在について、この本。

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私の学生生活のうち、情報処理エンジニアとして飯を食っていくための知識は、この一冊にまとめられているといって良いらしい。実際そう思う。

巨人ってどんなのなのか、姿形のイメージはしにくいけど、文献には記録がある、みたいな。巨人ってホントにいるんだ、的な。

これを出発点として、書いていくことにしよう。そういうことにしよう。

 

巨人のパワーを手っ取り早く感じるには、何はともあれパソコンを触ってみて、何か作ればよい。

Scratch - Imagine, Program, Share

一般社団法人Kids Code Club キッズコードクラブ | テクノロジー学習をすべての子どもたちに

こういう初学者・子供の学習環境もごりごり醸成されつつある。

こんなに簡単にコンピュータを動かせるのってすごい。

それも無償で。ほんとすごい。

携わる技術者達の愛を感じる。

この類の愛は、技術書の記述にも感じられる。

名著と評される技術書は、愛を感じる記述に満ちているように思う。

これだから技術書収集はやめられない。