ふらふら生きつつふらふら書く

情報処理技術、演劇、仕事、生活、他諸々、頭の中を整理するために書き出します。

一時退避

無理になった。

6月頭にメリーがいなくなって
7月末に黛がいなくなってていう間にも、
Vじゃない人も手の届かないところでばたばたいなくなって、
それどころかtwitterでデレマス二次漫画供給をしてくださっていた方すらも
闘病の末いなくなってしまったということが立て続いて
そういったこともひっくるめて
延々と降ってくる作業に一喜一憂して気を紛らわせていたつもりではあったけど
メンタルが無理ってなった
案の定、従業員満足度を下げる客から、
明日までに作業を終わらせろと嫌がらせとも受け取れる連絡を受けて無理ってなった。
明日からの連休に向けてどんだけ段取りしてきたと思ってやがるいやお前別に期限切らねえって言ったよな先週言えよと言ったら、
これも案の定、前任の方は云々と言い返してきやがるのでほんとに無理ってなった。
見かねた上司が作業をひったくってくださったので、負けず嫌いからくる自傷的行為をせずに済んだ。感謝ここに極まる。
そういう仕事の振り方をしてくる奴は前の職場にもいたが、会社の枠を超えて明日までにと行ってくる奴は記憶にない。
そういう奴にはだれも付き合ってはいけない。そういう奴に仕事を進めさせてはいけない。
客だろうが下請けだろうが、段取りが組めない・予定を立てる気がない奴と仕事をしていて休めるわけがない。
段取りが組めなきゃ自分で収集をつけろ。
いつまで神様のつもりだ。もう令和だ。


で、無理になったままホロライブサマーして寝たけどやっぱりまだ無理ってなってたから、
ああこれは無理なんだとようやく観念した。
ワンピースの映画見に行った。
今年になって初めて夏らしいことした。
夏休みを狙った映画をなんだかんだ毎年観ているが、コナンとかポケモンとかワンピースとか、
このへんのアニメ映画をしばらく見ていなかったけど、
Ado様出るっていうし、中田ヤスタカが曲書くっていうし、ワンピース原作も物語クライマックスだし、
シャンクスの娘なんてのが出るってことで(それは作品的に色々大丈夫?という点でも)気になっていた。

観ていて思い出したけど、コナンとかポケモンとかワンピースとか、
この辺の映画ってお祭りだったなって。
原作の進みがどうのこうのではなくて、かっこいいあいつが、かわいいあの子が、
原作とちょっと違った状況であれやこれやして夏休みを楽しもうというコンセプトが大事で、
これは何か、原作とその物語性を大事にすればするほど許せなくなっていくものだと思うけど、
これはこれとして、お祭りとして楽しむというスタンスを忘れたくないですね。
楽しかったわ。
ウタが魅力的すぎ。
シャンクスがかっこよすぎ。
お祭りのゲストとして出てくるキャラも、お前ここで出てくるんかいとさんざん突っ込みを入れたくなった反面、
懐かしいわ久しぶり、みたいな。

監督がコードギアスの谷口監督ですとは見聞きしていて、
どうなるんやろかとちょっと気にしていたんだけれど、
めっちゃ王道な夏休み映画になってたうえに、
ワンピースのギャグがめちゃ映えててスゲーってなった。
ワンピースのギャグのノリって、そのシーンがどんなに暗くて重くても、
その瞬間だけだいたいなんでも前向きに明るい方向で面白くなって、
雰囲気を壊さないギリギリのところでスッと抜けていくと思ってるんだけど、
絵とセリフとの関係が云々。

あと尾田先生が脚本ができた段階で、
これウタに説得力無いと成り立たんやんって言ってた意味がよく分かったというか、
まじでそうだったね。でもAdo様と名塚様と音楽のパワーで押し切られたよね。
この映画の方針というか戦略に思いを馳せると、
あ、これ神虎だわと思い至った。
あるいはルルーシュでもいいんだけど、シーン的には神虎輝くときでしょ絶対。
神虎を前面に押し出しての、正面、突破、ですよこれは。
Ado様の歌唱力を前面に押し出しての正面突破でしたこれ。
こんなにAdo様パワーが重要だとは思わんかった。
Ado様の映画と言って過言でないよ。
なんならルフィすらぽっと出のウタがでかい顔してスクリーンに出てくるための
舞台装置の一部みたいなところありませんでした?
でもぽっと出なんて言わせないんです。名塚さんがしゃべってAdo様が歌うので。
中田ヤスタカの曲から話が始まるので。
これをぶつけられる今の子供ってどういう気持ちになるの?
一曲目からあんなに劇的なシーンだと、脳内麻薬出まくりじゃない?
現実世界ってほんとつまんなく見えてこない?ちゃんと帰れてる?
自分いい大人ですが、全然現実世界に帰れません。ずっと新時代が頭の中で流れてます。

観に行って良かった。
メンタルは整えられた気がする。
なんかここ数年は映画行くたびに泣いてる。これも全然泣くつもりなかったけど、
クライマックスでスクリーンからぶつけられるエネルギーに圧倒されて、泣いちゃった、ワ!
たぶん泣けるシーンを探してる。

すんなりパソコンに戻れた。
Microsoft最高。ここ1年他人のコードを読んで、自分で書いてを繰り返して、
改めてMicrosoft最高。
.NET Frameworkはひと段落ということなので、あとは枯れていくだけ。
社内事務をさばくだけならもうこれを使いなよって思う。
地方中小企業であればなおさら、情報処理をやる人間を雇わない理由がない。
全部自社で作りなよ。全然できるよ。
とにかくパッケージに合わせられない(合わせたくない)人が多すぎるが、
企画開発と運用保守で2人いれば。100人規模くらいの会社ならきっと対応できるでしょう。
金を出したくないならなおさら。社内で完結する作業くらいなら、
自社で作った方が圧倒的に安あがりで、満足度が高いよ。
ノーコードツールは非推奨です。
貴社の従業員が、自分でツールを作ることに興味がある、
あるいは抵抗がないならお使いになった方が良い。
パッケージに合わせられないくらい作業を俗人化させたがりな中小は、
月額契約でノーコードツールを使おうとするよりも、コンピュータを理解した人間を雇って、
自社開発をし続けた方が良い。
そして貴社がなくなるときに、技術的負債を一緒に棺桶に入れて燃やしてくれ。
ツールの規模が小さければ小さいほど、システム化はもう外注する方が話がややこしいと思う。
誰も得をしないどころか、関わった人間と会社が負債を追う羽目になる。
あなた1人だけが幸せになるためのツールなら、.NET FrameworkとMicorosoftSQLServerで十分幸せになれる。
飯ももちろん食いたいが、それを確認するために今のコードを書いているところもなくはない。
これは結局、前職で終わらせ損ねたシステム刷新作業のまずかったところをはっきりさせてくれる。
つまるところ反省の一環。

9月に入ったらトワ様は夏休みらしい。
あわわわわ、別の手段を準備しなきゃ。現実逃避の。