ふらふら生きつつふらふら書く

情報処理技術、演劇、仕事、生活、他諸々、頭の中を整理するために書き出します。

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ヌン・ボラが引退しました。
あたし別段推してたわけではないんだけど、かといって同日のホロ6期生の初配信を見に行くよりも、彼女の最後の配信を眺めている方が性にあっていた。
推しではないといえど、切り抜きでなんだかんだ目にするわけで、にじさんじだし、全く他人という感じがしないわけで(や、V側からしたら誰しも赤の他人だよなんて、それはそうだが、そういうことではなく)。
学業に専念するらしい。ただ、韓国にいながらもほとんどネイティブな日本語を操り、英語を操り、VTuberとして面識のあるなしに関わらず様々な人々と交流しながら楽しく配信をするような人は、どう考えてもすでに優秀と呼ばれる人材に違いなく、果たしてどういう道を歩んでいくのか、全く想像できない。それ以上優秀になってどうしようというのか。
そんな優秀な人にとって、VTuber活動と学業とをどの程度のバランスで天秤にかけていたのか、非常に気になるところである。VTuber好きのあたしにしてみれば、悩みに悩んで唇をかみ切らんばかりに苦渋の決断であったと妄想するわけであるが、一方でいやらしいあたしは、彼女にとっては学業の息抜きに過ぎず、始める際にはもうこのタイミングで辞めると決めていたのだろう、そうは言っても、始めてみて、続けてみてずぶずぶムキになっていくなどということもあるし、まあ、それなりの寂しさを抱えつつ、いい思い出になっていくのだろうなあ、などと寂しい想像をしてみたりとかするわけだけれど。
実際のところ本人がどういったつもりで引退するに至ったかをいくら詮議したところで仕方ないが、VTuberの主な楽しみ方の一つである「解釈」が、ここにも効いてくるね。引退自体がコンテンツになってしまうことにはどこか息が詰まるけれど。
なにしろ、寂しい。界隈を盛り上げてくれていたVがまた一人いなくなってしまった。
もちろん当日にホロの新人お披露目があったように、これからも人材の流入と流出が活発になっていくのは間違いなく、これこそVTuber界隈の新陳代謝で、業界の発展につながるとでも言っていれば落ち着くのだろうか。そんな大局的な話はほとんどノイズになって、なんしろ寂しさでいっぱいである。犬山たまきが信姫の引退の前後でよく言っていたように、運営と演者がうまくやっていけないなら解散すれば良いとか云々ではなく、引退したら二度とそのVとは会えないということが重要であって、だからこそ、その時が来るまでにいかにVをVとして、キャラクターにしろ軌跡にしろ、創っていくかということですね。その歩みを応援することがすべてであって、いなくなってしまっては、ただただ祈るのみである。もう二度と会えないなんて信じられない。碇ゲンドウの気持ちがわかる今日この頃。
幸あれぃ。


頭も肩もどんより重く、なおかつ全身が疲労感に見舞われ、節々にぎこちなさを感じていたここ1週間、今日の午前なんてそれはもうひどい思いをしていた。と思ったら、午後の作業が終わって退社してのち、家が近づくにつれ、みるみる体が軽くなり、何ともさっぱりした気分で就寝直前に至った。昨日から今日にかけて爆弾低気圧がどうとかで、昨晩はまさに暴風吹き荒れていたけども、今日の午前、低気圧の谷を抜けてぐいぐいと高気圧が空を晴らしていくのに合わせて、まさにとどめを刺されているように不調に襲われていた。
頭を抱えていた時にはああひどい気圧だと思っていたが、さっぱりした今、これは本当に低気圧だけの問題だったろうか、思えは単純に寝不足の日が続いているなあ、最近ストレッチとかしてないし、ほとんど意識していなかったけども午後の客先での作業にそれなりに強い不安を抱えていたからじゃなかったろうかむしろ意識しないようにしていたようにも思われるが、午前中に地味に悩んでいた文書作成から解放されたことも関係あるのでは、なんだかんだ今日はオチがついた話がたくさんあったからなんかいろいろ安心したのやも、などと、不調の原因の本当のところを探していた。自分のこともよくわからんのに、どうしてボラちゃんのことがわかるだろう。
こうして自分の「解釈」を悩むが、ではどのように読み下せば最も気が済むか。

、、、知らん。

気が済む解釈など気分による。これも都合よくやりなさいということですか。
劇的なやつにしようそうしよう。